サムライ、キリスト、ニーチェ、沢田研二… そしてミック・ジャガー
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ご存知ナニワのモーツアルト、キダ・タロー作曲の「アホの坂田」という歌があった。
アホと言われることには慣れている坂田も、フッと素に戻れば
「そんなアホアホ言うの、やめてよ!」と寂しくなったこともあっただろうが、
同じアホの連呼でもこのように、「とーれとーれピーチピチカニ料理ー」と
同じ扱いで、「アホ!アホ!アホのさーかーたー」と、真面目くさった力強い男声
コーラスと大がかりなオーケストラに看板を彩られたら本望だろう。
「やっててよかった」、と思い直したのではないか。
今では舞台などの登場シーンにこの曲をちゃっかり使っているようだ。

ハイヒールモモコに似ているとか、鈴木宗男だとか、いや「ダメオヤジ」だ、
はたまたaikoだと言われてきたところから、坂田の顔というのは日本人に多い
のだと知ったが、いくらでも出てくるそうした人名をこれも「~でございます」と
食いついたら離さないハゼのように舞台で使用する。

そんな彼が、その全盛期、着物姿で高座にすわり、ベーンベン!と落語の
大喜利の真似事をやっていた番組があった。
まず出演者が全員揃って三味線をならすフリをして「ベーンベン」と声をそろえ、
次に「~のようで~でない、ベンベン!」と前フリをしたら、
「それは何かと尋ねたらー」と落ちがつく、目玉のコーナーだった。

坂田が、コメディーNO1の相方である一筋縄ではいかない前田五郎以下の
出演者にことごとく順番を妨害されたりしていじられるのだ。
挙句の果てにみずからエッチなお題をふっては
「あら言われん言われん言われんー」と、落語にしてはあまりに投げやりな
落ちをつけていたのを覚えている。

他には当時アイドル歌手のようなかっこよさだった木村進らと出ていた
「あっちこっち丁稚」や、「モーレツしごき教室」がなつかしい。
「結婚したくてもできない」というのも売りにしていたし、
「イエス、アイドゥー」などの、これも投げやりなネタが持ち味だった。

いや投げやりであれ、どうであれ、要はその言葉をどのシチュエーションや
タイミングで使うか、なのだろう。ダテにアホを名乗っていない坂田は
そうしたタイミングも、いじられ役という役柄も、ちゃんと心得ていた。
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