サムライ、キリスト、ニーチェ、沢田研二… そしてミック・ジャガー
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「世界の国からこんにちは」だが、三波春夫の民謡調、着流し、
白塗り眉毛くっきりメイクの三つ巴と、そして子供たちというのは
今思うとシュールな組み合わせだ。

「ズビズバー」が口癖のおじいさんと子供たち、に通じるものがあって
ちょっと怖いが(「老人と子供のポルカ」だったか)、はるおが「こんにちはー」と
呼びかければ、子供たちが可愛くもしっかりと、「こんにちはー」と返してくれて、
とりあえずはホッとした(ズビズバーなら、パパパヤーだな)。

さて三波春夫と同じ着流しスタイルをしていた人は他にもいた。
水前寺清子だ。
ここでの「大阪を語る」という、いつからできたかわからないカテゴリー
からは外れるが、少し触れてみよう。

彼女と言えば、山岡久乃がおかあさん役、石坂浩二が恋人役だったという
「さんわやかにー、夢を見てー」が主題歌の「ありがとう」というドラマを
毎週欠かさず見ていたが、歌については、代表作が何なのかさえ自信がない。
「幸せは歩いてこない、だーから歩いていくんだね!」という歌だったはずだ。
これについては、タイトルがすぐには出てこないが、逆に歌は知らないのに、
「水前寺清子と言えば、一本どっこの歌ですね!」と言い切りたくなる、
根拠のない自信がある。
なんだ?一本どっこって。だけどその潔い語感こそが、らしいじゃないか。

歌うときは必ず、へこ帯を腰の辺りまで下げた着流し姿。
その着物にまた、スパーっと未練もなく刈り上げたショートカットがよく似合って。
これはアイドル小泉今日子が似合うショートカットとは似て非なるものだ。
竹を割ったような性格を思わせる、着物の腕をたくしあげてにぎりこぶしを鼻の辺りで
クイクイっとねじっている姿は、小泉今日子にゃ似合わない。
それにしてもこのポーズはどういうときに使えばいいのかな。

さがらなおみとの同性愛がささやかれたのは、この人じゃなかったっけ?
さあ、そうなると疑問はどちらが女?ということだ、と、
「いいじゃないの、幸せならば」と低音で歌うパンタロン姿のさがらを
思い浮かべていると、「いや、やっぱり相手は水前寺じゃない」という
強い確信が襲ってきたが、さがらは二度とひっこんではくれない。

と、そこにピーターが「よると、朝の間にひとりーのわたし」と低音で歌いながら
まぎれこんできたりして、ますますわけがわからなくなってしまった。

いやピーターじゃない、チータだ。
それだけはたしかだ。
これがほんとの三つ巴だ。

…とにかくいなせだったのだ、水前寺清子は。今思えばこんな人も他にいない。



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