サムライ、キリスト、ニーチェ、沢田研二… そしてミック・ジャガー
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けっこう前になるが、「大人の資格」とかいう番組を見た。
いろんなタレントを隠し撮りして、わざと怒らせ、反応を楽しむというもの。

そういえば似たものに昔「スターどっきり丸秘報告」とかいうのがあった。
ジュリーは、あまり出ていなかったな。
ブーブークッションだったかを敷いた椅子に腰掛けさせられて、
「ブー!」と鳴らして、わーい、おなら出たーみたいな他愛ないものなら
出ていた気がするけど。

「スターどっきり」は、スターの寝起きを突撃する、というのが目玉だった。
かわいいアイドルがくしゃくしゃになっているだけで、見ごたえあった。
割と近年では、田代まさしがレポーターをはりきってたが…

さて「大人の資格」では、嶋大輔がとうとう怒鳴り始めた!
アンガールズが先輩と共演するのにわざと遅刻したり、横柄な態度を
これでもかと取るのだ。楽屋裏で2人は「もうかんべんしてくださいよー」と
泣き出しそうになりながらも、精一杯怒らせに努めていた。

嶋大輔は、二人が遅刻してきた、そのことからしてイライラしていたから、
いきなり切れたわけじゃない。「横柄な態度」にいちいち面白いくらい
気分を害していたのが傍目にもありありとわかるから、
「オイお前らいいかげんにせえよー!」と怒り始めたというのは理解できる。
嶋大輔自身も自分が何に怒っているのか理解できているだろう。

理解できなかったのは、にしおかすみこというタレントだ。
タクシーに乗っているんだけど、運転手が仕掛け人で道を間違えたり、
行き先が把握できていないのはもちろん、タレントになれなれしく話しかける。

なれなれしく話しかけられた時点で不快になっていればよかったと思うのだが
「はい飴どうぞ」と運転手がミスをごまかすように渡すアメまで
いちいち全部受け取って食べるのだ。居眠りしそうになる身体を立て直してまで。
しかも「ありがとうございまーす」といちいち感謝して。

運転手はますます横柄になって行く。きわめつけに「あれをやれ!」と言い始めた。
いやそういう口調ではなかった。「やってくださいよー」という軽い言い方だ。
その軽さという衣で内容はあいまいなものに変わる、ということはありがちだけど、
訳したら「あれをやれ!」に違いない。
彼女はテレビでおなじみになったらしい芸を言われるがままやって見せた。

彼女は結局、変なところでタクシーを降りることになる。
道がわからずに乗客を引っ張りまわしたあげく、にしおかの居眠りをさんざん
ノリの軽い世間話でぶったぎった運転手は、疲れて客をよそに居眠りしている。

そして理解できなかったのは次だ。にしおかはなんと、3千円(多めに)を置いて
「運転手さん起こしてはかわいそう」とばかりに、「ここでいいですよー」と
そっと車を降りて行ったのだ。

テレビだから演出もあるのかもしれない。
売り出し中のタレントであれば保身に走ろうとするのも無理ないとも考えられる。
「ぶっそうな世の中、変な運転手に殺されでもしたら」と想像することもありえる。

だけどお金を多めに渡すというのは、一体全体どういうことなのだろう?
今までのこと全部許すから、せめてお金を払わないで降りてくれ!と
ワラにもすがる思いになってしまった。
ほら、親切にも居眠りしてくれてるんだから! 

これが「大人の資格」ならそんな資格いらない、と思わせるには充分の番組だった。



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一流芸能人の悲哀? 
新婚時代、旦那の両親や親戚を招いてよくホームパーティーをしたものだ。
つたない料理を披露したあとは、ティータイム。
紅茶など入れて出すと、器についてひとしきり注釈が入る。
中尾彬ほどではないにしても、目利きを自認するおじさん、みたいな人もいたから。

一度、ひとつ500円のティーカップで出すとたいそう評判が良かった。
これどこの? とてもいいわ。
たしかに程よく浅く、質感も品があって、手にもなじむ。
あっそれ500円なんですよ、見えないでしょ。
ほめちぎってた親戚のおばさん黙り込んで、旦那は泡を食った。

私も、何というか、やっぱりバカかな。
だけどいい物が安くて悪かっただろうか。
少し解せない思いを抱えている人にあの番組はいい。
何が一流かを当てさせるテレビ番組。
たとえばオーケストラの演奏を聴かせて、どちらが高級な楽団か当てさせたり。
目隠ししてステーキを食べさせ、高い牛肉はどちらか当てさせたり。
これが案外わからないものらしい。

常連は石田純一と梅宮辰夫。
彼らはいつも自信満々で「こっちだ!」と指定し、いつもはずしている。
だけど、ある意味とてもいい役割を演じてくれているのではないか。
自分にはわからないけど、一流品は必ずあるはず、という主張がとがってくるのだ。

一流芸能人から格下げされ、みすぼらしいスリッパを与えられ
椅子も革張りからスチール、木のいすと劣悪なものに変えられ
そして最後は映す価値なし!と映像を消されてしまう。
消されても消されても、ある立場を死守する辰兄の悪あがきには、
一流芸能人の哀愁さえ感じられるようだ。
いつ中尾彬が彼らのチームに加わるか見ものだ。

「ほーら、一流なんてわからないもんなんだよ!」と
ジャンクフードの好きな旦那はご満悦。
いやここは、あえて「わかるよ」と反論しておきたい。
「ない」と言い切ってしまうのには、やっぱり無理があるから。


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小1の息子は学校のある日は朝ギリギリまで寝ているくせに、
休みになると誰よりも早く起きてゲームをする。
ほっておけば1日中することにはまちがいない。

やはり私ののろわれた(?)血をひいてしまっているようだ。
しかし「いいかげんやめないと廃人になるよ!」といったって
彼には何のことかわからないしむなしいだけだ。
自分で思わなければ。

私は結婚直後ゲームばかりする幸せな日々を手に入れて
文字通り1日中していたことがあった。
ほら、大人だからやめられるというものじゃないのだ。

私が生き証人なのだから「言っても仕方ない」ことがわかる。
でもやってやってやり尽くしたある日、自分で
「このままじゃいけない」と思った。
それからごく自然に自制するようになったのだ。
やりつくしたと思うまでにどれくらいかかるのかは、
人それぞれなのだけれど…

それに1日中していることがゲームだからとっちめられるだけで
「有益なこと」ならいいというのだろう。
だけどその「有益」っていうのも疑問だ。
どこで誰にとって有益なのかわからないじゃないか。

先日「探偵ナイトスクープ」の総集編を見て泣けた。
お涙頂戴ものではないから余計に変なところでグッと来る。

食べても食べても満足できない赤ちゃんというもの。
さすがにドスコイ級の体格だったが、食事のときお皿をさげようとすると
「あっあっ」と切羽詰った、まるで愛しい人と末期の別れをするような
悲しい顔をするのだ。

そんな赤ちゃんに途方にくれた母が投書して、
番組ではその赤ちゃんをフレンチレストランに連れて行った。

ベビー用フルコースだ。
前菜から始まり…ってやつ。
次々運ばれてくる皿を次々カラにして、下げられるときは悲しそうな別れを
繰り返し、そして最後のデザートを食べ終えた赤ちゃんは…

自分でその皿を手に取り、スタッフに渡して「ごちそうさま」をしていた。
「ごっつぁんでした」って感じだったけど。
彼は心から堪能したのだろう。


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虫唾が走るというと、またきつい言い方になるが
何と言えばいいのだろう、とにかく「いや!」と思うのだ。
それはあの「結婚できない男」阿部寛の生命保険のもの。
近頃めでたく結婚したという本人には何のうらみもないし、
何を考えているかわからないような飄々とした持ち味が好きだ。

だけどあのコマーシャルは…
まだ子供もいなさそうな若い夫婦の夫の部屋に妻が絵をもって入ってくる。
「あなた、お義母さんの部屋を整理していたらこんなものが…」

人の部屋を勝手にあさるなよ!

とまずここで言いたくなるのだ。
しかし阿部はまんざらでもなさそうに、どれどれと絵を見ると
子供のときに描いた母の絵で、彼はそれを見て
久しぶりに電話でもしてみるか、と思う。

ああ、お母さんと一緒に暮らしてはいないのか。
電話しようか、まあそういうこともあるだろう。
別にいいか、とちょっと「ガルルル…」とうなり始めた自分を
抑えることはできる。

しかしこのコマーシャルには案の定続編があったのだ。
これでシリーズ化していくつもりかおい。

阿部がある夜仕事から帰るとテーブルにバースデーケーキ。
かたわらで妻はつっぷして寝ている。
作ってくれたのか、疲れて寝ちゃったんだな、可愛い奴。
ドラマでもよくある光景だ。
臭い、とは言ってもここで彼女が眠くなったからといって自室にこもってしまっては
どうにもならないし、こんな大きいケーキふたりでどうするんだ、と突っ込んでみても
視聴者に伝わらなければ始まらないこともある。

だからいいじゃないか、素直に受け取れば、とも思うのだが
何だか男に都合のいい女性像がこれでもかと語られていると
警戒してしまうのだ。女性がここをまず目指してしまうとおかしいことになると思って。
バースデーケーキを作らなきゃ女じゃないわけでもないだろう。

ケーキのひとつも作りたくなったり、
夫が帰ってこなくても文句ひとつ言う気はしない
そうした心境に至ることが自然なことならば、
何もいうことはないし大歓迎だけれど。

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年末年始はいろんなバラエティ番組があったが
ひとつ途中から見た、昔の「目撃ドキュン!」という番組に似た、
さまざまな問題を抱えても強く生きてます!のような女性にスポットを
当てた番組があって、それにジュリーの「カサブランカダンディー」が今度は
「本人歌唱版」で使われていたが、許可したのかなんなのか。

それとか「石田さん一家が大変だ!」みたいな番組も久しぶりに見た。
なんだなんだ、なにが大変なんだ?
よくある大家族ものだが、あまり掃除をしないのでとっちらかって
収拾つかないらしい。
そこで今回は番組の企画で大掃除をしようということになった。

子供が2歳くらいまではこういう育児ものが新鮮でよく見たから
いつも登場する大家族はだいたい押さえているし、
途中で家族崩壊したり、大黒柱が亡くなったりして
ひっそりとお茶の間から消えていった家族も見てきたが、
なかでもこの「石田さんち」は長続きしているようだ。

ひとつには家族のキャラクターがあるだろう。
お父さんと子供たちの言うことなすことが突拍子もなくて
おかしいのだ。それをドンとおおらかに支えるお母さん。

おおらか過ぎて家が汚いとか誰に何を言われようと
びくともしないんだろうな。
それはいいのだが、このお父さんがユーモラスなべらんめえ口調で
何か言うたびにその10倍もお母さんが突っ込んでいるのが気になった。
コテンパンという言葉はこの場面のためにあったのか、と思うほど。
だから子供たちも同じ調子でオヤジは形無しだ。

だけどあのお父さんが働いてくれているからこそ、大家族なのに裕福そうだし、
(あの家が汚いのは、物が多すぎなのがまず原因だろう)
だからというわけじゃないが、もう少し、優しく接してあげて欲しいなあ。

まああんなふうに奥さんにきつく突っ込まれるのも本人は「やめられない」
ことなのかもしれないし、言わないとわからないこともある。
特に「バーサス男性」においては、「言ってみたら通じた!」「怒ってみたら伝わった!」
ということが多いもの。うそでしょ?と拍子抜けするくらい。

何より、よその家の事情などとやかく言うことじゃない。
それぞれの家にはやり方があり、それで回っているのなら口を挟む余地はない。
夫婦も大きい目で見れば、うまく補い合っているなと、他人だから気づくこともある。

だけど「お父さんはあんな言い方しかできない人なんだ」とほんの少し認識できたら。
おそらく多くの場合、女性の方が正しいことを言っているんだけど、
だからと言って男を完膚なきまでに叩きのめすのはどうなのか、
と、私も思うようになった。

何より女は声も高いのだから、いいこと言っていても、はたからは「きゃんきゃん」
あるいは「ぎゃんぎゃん」吠えているようにしか聞こえなくなるのだ。
それでは損じゃないか。

ある夏の日お父さんは居たたまれなくなったのか、そうでなくても散らかった家から
出て外に涼みに行った。半日ぐらい帰ってこなかったのだろうか、しかしそれだけで
番組では「お父さんが家出!」と大騒ぎ。ほっといてやれよ。

だけどお父さんはやっぱり寂しかったらしく、娘からの電話にすっとんで帰って
「嬉しかった」と言っていた…
こういう生活に慣れていれば、これだけでも寂しくなるのだろう。
いいじゃないか、お父さんは家族が大好きなのだから、
かまってほしいのだから。
解放されたいのは実はお母さんのほうだったりして。

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あけてからだいぶたってますが、おめでとうございます。

友人などに会うと、「最近ブログがジュリーネタばっかりだ」
などと勝手なことを言われるので、今日は身辺雑記なぞ。

年末年始は恒例により夫のホームタウンに帰省した。
広島市だ。
今回の見所は100メートル道路のライトアップだったかな
(ここ毎年やっているようだ)。

「札幌のホワイトイルミネーションを見に来ているのだろうか」と一瞬錯覚するほど
趣向を凝らした数々のオブジェが色とりどりのライトで照らされる。
「火の鳥」あり、「氷の女王」あり、「夢の機関車」、「メリーゴーランド」、
「光のトンネル」「おとぎの国のお城」…あとなんだったかな。

まあ、あとは家族と延々テレビを見たり。
これがまた、「どうしてそんな番組見るかなー」というものに付き合わされる。
間に入るコマーシャルもやたら多くていらいらするのだ。
だけど見ているうちに、違う角度からの楽しみ方が見つかったりして
我慢が悦びに変わるというものだ。

いつもの自分なら「見るわけがない」番組だからこそ
よけいに独自の世界がどこまでも広がっていくことがある。
新発見や発想もあるだろう。
そして大笑いをしている自分がいる。

だから私はあえて抵抗しないのだ。
どんな番組でもドンと来い!
私なりの楽しみ方をあみだしてやる!

これは苦手な人とのおつきあいにも似ている。
接点をみいだして、そこで仲良くすればいい。
家事能力うんぬんというよりむしろ
主婦は案外こういう知恵こそ問われるのではないだろうか。
(あと、どこででも寝られる能力…とか?)

「よく1週間もいられるね」という人もいる。
何の因果か同じく広島に嫁いだ妹も、年末年始は帰省しているはずだが
一週間も旦那の家にいると必ず便秘になると言う。
ところが私はデトックスかというほど、行くたびに「出る」のだ。

こういう「お付き合い」がそれほどストレスにならないせいかもしれない。
それとも単なる食いすぎか?

もちろんこういう場所では「気を使うべき」とは思うし、
空気次第では私がチャンネル権をにぎることもある。
さすがに息苦しくなって、一人静かに個室にこもることもある。

とにかく、今年も日常の出来事に翻弄されつつ、確かな自分をつくっていこうと思う。

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この間少し「アップダウンクイズ」の話をしたら懐かしかったので
今日も「なつかし番組」を語ってみたい。
「パンチDEデート」だ。

カーテンで仕切られた両側に男と女。
介添え人の桂三枝と西川きよしが話を聞く。
そのなかの「好きなタレントは?」というところに
ジュリーが出てこないかと期待したものだ。

そこでたとえば沢田研二と言ったとすると、
「わかりました、沢田研二ですね」みたいに司会者は言って
カーテンにあいた小窓から、相手側を初めて見る。

そして「沢田研二というよりも!」と必ず言う。
「~という感じ」みたいなオチをつけるわけだ。

小窓から相手を見たときの三枝の第一声「オヨヨ!」などは
ほとんど流行語のようにすらなったはず。

そして「ごたーいめーん」とカーテンがあき、椅子を対面させる。
ここで相手を見定めて、つきあっていけそうだと判断したら
手元のボタンを押す。
2人とも押して、背後のハートマークが完成したら
よかったね、片割れだけなら残念、となるわけだ。

なかには両方つかない、サミシー!ということもあるが
どちらかと言えば男の方が、雰囲気を重視してなのか、
「どんな相手でもとりあえずその場ではボタンを押す」
ことをしていたように思う。
たしかに、こんなところでマジになっても、というケースはあるな。

同じように「ラブ・アタック」(関西系?)では、
女性が「かぐや姫」になって、高いところに座り
彼女を獲得するために5人くらいの男たちがしゃかりきになって
競うわけだが、それに値するような外見エトセトラの女性なのかどうかは
ともかく、もう「そういうもの」として彼らは必死でフルコース料理を早食いしたり
床を這いずり回ったシモベを演じるのだ。
そうして勝ち上がってもかぐや姫に「ふん!」されることもあるわけで、
またそれがなければドラマにもならないでしょう。

(ボタンを押すかぐや姫に会場から「つけたって」と大声援がとぶことも
あれば「落ちろー」の大合唱もあった。後者は三枚目の出場者か)

そんな卵子を取り囲む精子そのものの悲しい男たちの真実を見ることもあれば
「プロポーズ大作戦!」の5対5のように、もう自由に身の程知らずに相手を
選ぶことの許される番組もある。
それもやはり同じように、気に入った相手につながるボタンを押すのだが
マッチングの妙、類友の法則、人間の身の程知らずブリなどが楽しめるのだ。

相手は5人だから気楽だが、逆に誰にも選ばれなかった者の悲哀は、
「ねるとん紅鯨団」のタレント大会のお見合いで
誰にも指名されなかった杉田かおるを髣髴とさせる。
あの時の屈辱がバネになって彼女は今でも活躍しているのでは、という気がするほど。

「anan」の有名モデルが誰にも選ばれない、というケースも覚えている。
どうも女の好む女が男に通用するとは限らないらしい。
その時フランス人形のような彼女の顔は能面になり、ショックを隠せなかったようだ。

そんな狂騒をよそに、パッとしないもの同志、地味に早々にカップルを作っている
という、枯れた世渡り上手もいた。
身のほど知ってるからっていいわけじゃない。彼らからは「挑戦」という
ロックな響きが何も感じられないじゃないか!みたいな。

そういった悲喜こもごもの人間模様を、これらのオチャラケ番組は教えてくれたように思う。




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